景気に左右されない!おすすめの介護職について

未経験からでも転職しやすいおすすめの職種の1つが、慢性的に人材不足が叫ばれている介護職である。現在、世界的に少子高齢化が問題視されていて、日本でもその問題は顕著といわれている。出生率が過去最低を記録しているなかで、高齢者の人口が増え続けている自治体が多い。
その状況で、介護を担う人材が必要とされるのは十分に理解できる話である。介護業界は、不景気のときも募集が多く見られる業界の一つだ。介護現場の前線に立つ介護職の転職者は景気を問わず歓迎される傾向にある。
介護職は、仕事内容や施設によっては資格の有無を問わず募集されている。無資格では利用者の体を支える、抱えるなどの身体介護ができないため、資格手当などが支給されず給与が低くなりがちだ。しかし、今は人材確保のために資格取得支援を設けている施設もあるので、キャリアアップしやすいことが魅力である。

介護の入門資格である介護職員初任者研修は、通信講座とスクーリングを合わせて130時間を履修することで取得できる。スクーリングには土日コースや夜間コースがあるので、仕事をしながらでも資格取得が可能である。
介護職は人員不足が深刻なので、未経験でも資格があれば採用される確率が高い。もちろん前述したように無資格でも採用後に資格取得の意欲があれば採用の確立が上がるだろう。
介護職は、介護職員初任者研修をはじめ、実務者研修、介護福祉士、社会福祉士などいろいろな有資格者へとステップアップできるのも魅力である。景気に左右されない職種のほか、不景気の際の転職のコツについても紹介された『不景気時も怖くない!転職のすすめ』も参考になるのでぜひチェックしてほしい。